■ 第1回BunDoku哲学カフェ開催報告

 

テーマ:「友人とは何か?」

日 時:2014年7月13日(日)午前10:00~12:00

会 場:カモシカ書店さん(大分市中央町)

参加者:20名

 

案内人のシミズです。

夜な夜なBunDoku案内人の仲間たちと打ち合わせを重ねて、ついにBunDoku哲学カフェを開催することができました。

企画当初は「大分に哲学カフェの需要ってあるんやろか?」と不安なところもありましたが、募集をかけたところすぐに定員に達してしまいまして、15名の枠を急遽20名まで拡大したほどです。

 

私は今回ファシリテーターを担当させていただいたのですが、「みなさんの対話を促進する役割です」と宣言しつつ、どれくらいそれができたのか反省点が多々ありました。それでも対話において投げかけられる問いは行きつ戻りつをしつつも徐々に深さを増していったのが見えてきた時には、なにか感動すら覚えました。

休憩を挟んで、この日のためにカモシカ書店さんが考案された 「哲学的ワンプレート」が提供されたのが、一段と場が深まるきっかけだったのかもしれません。

 

今回第1回は「友人とは何か?」という身近なテーマを題材としました。

友人とはどういった存在なのか、あるいはどういう状態や関係なのかという問いかけから始まり、「悩みを相談できる人」「その人の前で号泣できる存在」「何をやっても許せる人」など参加者の様々な友人の定義が提示され、それについての反証がなされていきました。

「そもそもこれが友人でこれが友人ではないといった線引きは必要なのか?」といった、皆が前提としている条件そのものについて検討していく発言が出てくると、ぐっと対話が深まっていったように思いました。

 

まだまだ対話の熱は醒めやらない状態でしたが、2時間はあっという間に過ぎてお開きとなりました。

BunDoku哲学カフェの隠れコンセプトでもあった「モヤモヤ」を、みなさん持ち帰っていただいたのではないのかと思います。

 

BunDoku哲学カフェは、今後も月1回くらいのペースで開催を予定しています。

話すテーマはもちろんのこと、場の進行などにも趣向を凝らして、対話しやすい場づくりに努めたいと考えています。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

※ BunDoku哲学カフェ 公式ブログも随時更新していきます → BunDoku哲学カフェ