■ 第24回BunDoku哲学カフェ開催報告

テーマ:「なぜあの人はモテるのか?」
日 時:2016年6月18日(土)17:30~19:30

場 所:ホルトホール(大分市)
参加者:12名

BunDoku哲学カフェ、ファシリテーターの志水です。第24回目のBunDoku哲学カフェを開催いたしました。今回は初参加者合わせて12名の参加者の方々にお集まりいただき、たいへんありがとうございました。

今回のテーマは「なぜあの人はモテるのか?」でした。
一人の人にモテる人、不特定多数にモテる人、セクシャルにモテる人、愛を配れる人、生命感が充実している人、自意識をコントロールできている人、自分の良さを引き出せる人、自分自身が好きな人、夢中になれるものを持っている人、つきあうと優越感を与えてくれる人、完璧ではなく許容できる範囲内での欠点がある人、寂しがり屋な人などなど、たくさんのモテる人像がありましたが、あえて方向付け定義付けせずに対話を進めていきました。
人生に三回訪れるというモテ期は、限定的な時間なのではなくモテる文脈(自分が輝く場所?)にたまたま入ったからなのでは、それに自覚的に動ける人はモテるし、そういうのを狩場としている人もいる。自分をどれぐらいオープンにできるか。自己開示する力の有無。弱さを見せられる強さ。完璧な球体ではひっかかりがなくその人の人生に入り込めない。モテたいというより嫌われたくない?
「モテることは生きるためのモチベーションである」
モテた方がいいのか、モテなくてもいいのかという問いにも様々な応答があり、万人からモテたい、狙った人からモテたいというものから、あえてモテなくてもいい、モテるということは他者に許容されるということなのでそれは大事な体験だと思うといったものもありました。
今回は各人の身に迫るテーマだったのか、かなり白熱した場となり、その後の二次会でも対話が続きました。参加されたみなさま、運営スタッフのみなさま、お疲れさまでした。楽しい会となりました。

BunDoku哲学カフェはおかげさまで2年目をむかえることができました。今後も月1回のペースで開催いたします。話すテーマや会場選び、進行方法など趣向を凝らして実りある対話に繋げていきたいと考えています。どうぞ今後ともよろしくお願いします。