■ 第41回BunDoku哲学カフェ 

 

テーマ:「笑うってなんだろう」

日 時:2018年02月03日(土)19:30~21:45

会 場:eat(大分市)

参加者:15名

 

ファシリテーターのシミズです。第41回目のBunDoku哲学カフェを開催いたしました。今回はインフルエンザの流行で前日のキャンセルが多くありましたが、初参加者合わせて15名の方々にお集まりいただきました。たいへんありがとうございました。

 

今回のテーマは「笑うってなんだろう」でした。

 

対話に入る前にこのテーマについて聞いてみたところ、自然に出てくるもの、生まれたときからあるもの、感情とつながった表情と表現、笑わせることの難しさ、なぜ裸の人が出てくると子供も大人も笑うのか、共感したよというアピール、無抵抗、赦しにつながる、害がないこと、期待との落差、人と人をつなぐ信号といった考えが聞かれました。

 

対話を進めるにつれて、笑いのツボが人によって違うのはどうしてなのか、国や時代によって笑いどころが違うのはなぜか、人との関係性において笑うと上位にくるのはなぜか、感情を経由せずとも口角を上げることで笑ったときと同じモードになる、笑うことは生命の肯定につながるなど、様々な視点から対話がなされていきました。

 

今回は〈笑い〉ではなく〈笑う〉という動詞をテーマに据えたことで、それを動的につかまえることの困難さ、語り難さがあったかもしれません。対話を終えてよりわからなくなったという意見が多く聞かれました。ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

 

今回は新しくできたレンタルスペースeatでの開催。実験的に案内人のチカさんがピザとスープを作ってくれました。別府にある坂本長平商店の長寿味噌を使った椎茸の和風ピザがたいへん美味しかったです。ありがとうございました。