■ 絵本BunDoku in 絵本屋かのこ 開催報告

 

日 時:2018年06月24日(日)10:00~11:30

会 場:絵本屋かのこ(大分市)

参加者:13名

 

案内人のNです。「絵本BunDoku in 絵本屋かのこ」を開催しました!

 

今回は初の絵本オンリーの読書会ということで、シェアサロン「SAIPOOL」さんの一角にある絵本専門店「絵本屋かのこ」さんでの開催となりました。大人の絵本ファンが13名も集まり、賑やかでありながら優しく穏やかな、楽しい読書会でした!

 

絵本と一口に言っても様々な種類があります。昔から愛される定番の絵本、海外の絵本、ちょっと大人向けの絵本、児童書といってもいい文字の多い絵本などなど、今回の読書会ではどんな絵本が集まるのかなと思っていましたが、参加者それぞれの思い入れがある絵本の紹介はとても面白かったです!

 

絵本を紹介するときには、一部分を朗読してくださった参加者も!素晴らしい朗読にみなさん感嘆の声が上がりました。絵本というものは、声に出して読むとまた言葉のリズミカルな部分を楽しめますね。

 

さらに、アートとして飾ってもおしゃれな絵本はイラストレーターが手がけていたり、海外の絵本は日本には無い鮮やかな色が印象的でした。また、ちょっと子どもが泣いちゃいそうなシュールな絵本の紹介には私も思わず笑ってしまいました。

 

そして、今回私が知ったのは、絵本出版の世界は意外と保守的だということです。昔から愛される絵本が現在でもベストセラーなのはとても良いことなのですが、新しい作家が受け入れられにくい状況もかつてはあったそうです。

 

しかし、「ゼロ年代」と呼ばれる新しい作家の台頭、またその新しい作家の新しい絵本を売り、支えようとする書店員さんの見えない努力を知りました。そして、「絵本屋かのこ」さんのような、小さいながらも個性的な絵本専門店も、これからの新しい絵本販売のあり方だと思います。

 

読書人口が減っているという昨今ですが、まだまだ書店で本を売るという商売にも未来があるのではないか、と実感したのでした。

 

特に絵本は店頭で手にとって、お店の販売員さんのレコメンドを聞いてみたいですよね。絵本はサイズ感や手ざわり、一緒に読む子どもの反応など、ネット通販ではわからない「感覚」を大事にしたいジャンルだなあと改めて思いました。

 

参加者の皆さんも、読書会終了後には早速「絵本屋かのこ」さんで思い思いの本を手にとって、気に入った絵本を購入していました!

 

今回初の絵本読書会を開くにあたり、「絵本屋かのこ」店主岸本さん、そしてスタッフの方にご協力いただきました。そして、岸本さんには日出町にある「Cafe LIFE」さんのラスクも参加者へのお土産としていただきました。岸本さん、スタッフのみなさま本当にありがとうございました!

 

それでは、お集まりいただいたみなさん、ご参加ありがとうございました!またのご参加をお待ちしております。

 

なお、今回の読書会で紹介された本は、ブクログの「BunDokuの本棚」に登録されています。ぜひご覧下さい。→2018年6月絵本読書会の本